問題⑤ マイカーを持つのが当たり前の時代である。
2020年11月7日 日常
マイカーを持つのが当たり前の時代である。2台、3台と所有する家もそう珍しいことではない。ドライブはもちろん、ショッピングやレジャーなど、車はいま確かに我われの日常生活から切り離すことのできない必需品の一つとなっている。しかし、多様な効果が認められる一方、車には排気ガスという厄介な問題が存在する。地球環境の危機的状況が叫ばれて久しいが、その原因のかなりの部分を車の排気ガスが占めているのである。
批判することは簡単である。だが、世界中で6億台もの車が存在し、その約10%がこの狭い日本で走っているという厳しい現実を目の前にして、我われがなしうることとは一体どのようなことなのであろうか。「地球に優しい」商品がもてはやされる昨今、だれもが安全で快適な生活を望んではいるものの、環境を守る特効薬などどこにもないのが現状なのである。
とはいえ、車によって安全な生活が脅かされている、ということが世界共通の認識となっているいま、メーカーもユーザーも車と環境の関係をもう一度問い直すときにある、ということだけは確かなことだろう。その問い直しは、個別的な利益を優先してきた我われの生活スタイルをも当然問うことになるはずである。
批判することは簡単である。だが、世界中で6億台もの車が存在し、その約10%がこの狭い日本で走っているという厳しい現実を目の前にして、我われがなしうることとは一体どのようなことなのであろうか。「地球に優しい」商品がもてはやされる昨今、だれもが安全で快適な生活を望んではいるものの、環境を守る特効薬などどこにもないのが現状なのである。
とはいえ、車によって安全な生活が脅かされている、ということが世界共通の認識となっているいま、メーカーもユーザーも車と環境の関係をもう一度問い直すときにある、ということだけは確かなことだろう。その問い直しは、個別的な利益を優先してきた我われの生活スタイルをも当然問うことになるはずである。
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